姓名判断の鑑定法はいろいろありますが、
姓名を五格七運で鑑定する姓名判断について紹介します。
姓名は「天格」、「人格」、「地格」、「外格」、「総格」の五格の各部に分けられます。
「天運」、「人運」、「地運」、「外運」、「総運」、「家庭運」、「社会運」の七運で鑑定します。
この七運の画数の数意から運勢を鑑定します。
五格七運の意味と作用について
天運(天格) = 姓を構成する文字の画数の合計
天運は姓(苗字)の画数なので、生まれた時に決まっています。
先祖から受け継いできた一族や血統に関わる運勢を示します。
男性を中心に発展してきた家系(男系家系)なのか?:吉数の場合
女性を中心に発展してきた家系(女系家系)なのか?:凶数の場合
が分かります。
また、晩年(55才以降)の運勢を表します。
人運(人格) =【姓の最終一文字の画数】-【名の第一字の画数】
一生の運勢に影響を与えます。
性格や才能が分かります。
男性の主運となります。
特に、壮年期(28才~54才)の運勢を表します。
女性の場合、結婚運に影響し、結婚後に姓が変わり人運も変わると運勢も影響を受けます。
地運(地格) = 名を構成する文字の画数の合計
幼年期(0才~27才)の運勢を表します。
女性の主運となります。
特に、親子関係や家庭環境について分かります。
性格や周囲からの愛情を示し、恋愛運も分かります。
外運(外格) = 人格(人運)を除く残りの文字の画数の合計
他から見た外観(人からどのように見られるか)を示し、
家族関係・夫婦関係・対人関係が分かります。
健康を観る(一位の数)
総運(総格) = 姓・名を構成するすべての文字の画数の合計
人生全体の総合的運勢を示し、人生の転換期が分かります。
他の運勢に影響を与えます。
社会運 = 名の最終一文字を除く残りの文字の画数の合計
社会での人間関係や仕事に対する満足度を示します。
吉数だと人間関係が良好で仕事に満足しやすい。
凶数だと人間関係に無頓着だったり人間嫌いの傾向があり仕事に満足しにくい。
転職を考える。
年上の人との関係が良いのか?:吉数の場合、上司と関係が良い。出世運あり。
年下の人との関係が良いのか?:凶数の場合、部下との関係が良い
が分かります。
家庭運 = 姓の第一字を除く残りの文字の画数の合計
夫婦関係や家庭での人間関係、心の満足度を示します。
吉数の場合は、夫婦円満で嫁姑の関係の良好。
夫が凶数の場合は、家を空けることが多い。
妻が凶数の場合は、夫婦喧嘩や嫁姑の関係で苦労が多い。
職場では部下運(恵まれるか否か)が分かります。
姓名判断の結果について
姓名判断の結果から、
自分の人生は運が良いのか?悪いのか?
幸せになるのか?不幸なのか?
などを占うものではなく、幸せな人生を送るために活用するものです。
姓名から七運の画数を出してみると、吉もあれば凶もあるのが普通です。
全て吉数になることは、めったにありません。
凶がたくさんあっても、「吉だから良くて、凶だから悪い」ということではないので気にすることありません。
「姓名判断の結果(凶が多い)を知るのが怖い」からという理由で姓名判断を敬遠する人もいますが姓名判断は怖いことはありません。
姓名判断の画数には吉数と凶数がありますが、それぞれに吉の面・凶の面の両方があります。
吉数でも使い方を間違えると凶現象が出ますし、凶数でも正しく使えば吉現象が出ます。
吉の面・凶の面のどちらを使うかで結果が決まります。
つまり、持っている運勢は使い方次第で結果が決まるということです。
大切な事は、吉数であれ凶数であれ、数意の吉の面を活かす事です。
そして、凶の面は使い方を工夫して、人生に役立つように使う事です。
凶も吉も「使い方や工夫の仕方でプラスにもマイナスにもなる」と
いうことです。
どのような運勢を持っているのか知らないと使い方が分からないですね。
人生の問題を解決したり、夢や願望を叶えるためには、
まずは、自分の生まれ持った「命(めい)」(運気や個性)を
知ることから出発です。
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