人生においても、内性外形一致の原則は働いています。
「引き寄せの法則」を知っていますか？
自分の想いが現実を引き寄せる・・・という法則です。
たとえば、
今、貧乏でお金に困っているとします。
そして、お金持ちになりたい！と熱望しているとします。
しかし、少しも貯金が増えない状態が続いる・・・・
どうしてでしょうか？
その人の本音の心は、「今、自分は貧乏だ。」「そう簡単にお金持ちになれない」
と感じていて、
口からでる言葉は
「お金がない」「お金があればな・・・」
行動も、「自分がお金に困っているのに寄付なんかできるか！」と
募金は一切しない。
そういう生活をしているとします。
そうすると、
実際のその人の心は、「自分は今貧乏で、お金に困っている」
という状態で、その心のままに、言葉を口にして、行動している・・・。
いくらお金持ちになりたい、という願望を持っていても、
実際の自分は「貧乏だ！」と思い行動しているので、
結局、現実は貧乏を引き寄せてしまう・・・
では、どうすればいいのか？
お金がなくても「自分は貧乏だ」と思わない。
かといって、「自分はお金持ちだ」って思っても、
本音の心は「そんなわけない」ってささやきますから、結局は同じです。
ですから、例えば、
「自分は、お金持ちになった自分のことを思うと、なんかワクワクする」
というように思うようにすれば、「そんなわけない」という否定は出てこない。
それを、言葉に出したり、紙に書いたりする。
「貧乏だ」とか「お金が欲しい」とか『お金で困っている』というメッセージとなる言葉や行動をしない。
人から「お前、貧乏だろ！」って言われても、
「貧乏じゃないよ。今は、お金がないだけだ。」って言い返す。
今、お金がないのであって、これからお金が入ってくるよ、
というメッセージです。
また、
自分がお金で困っていたとしても、豊かな人のように募金や寄付をする。
お金持ちになったら寄付しよう、ではなく、今、お金持ちのように寄付をする。
たとえ、今は金額が少しであっても。
このように、
心と体（言葉・行動）を『自分は豊かだ』というメッセージで一致させる。
そうすると、豊かさが引き寄せられてくる！
幸せになりたい！という熱望は、
ともすれば、「今、幸せではない」という本音の心を引き出してしまい、
「今、幸せでなない」という言動につながってしまいます。
結局、不幸を引き寄せてしまいます。
たとえ、現実は厳しくても、「今、幸せだ」と思い、「今、幸せだ」という言動をすることで、幸福を引き寄せることができるのです。
簡単にいうと、これが引き寄せの法則です。
詳しくは、引き寄せの法則関連の書籍を読んでください。
たくさん出版されています。
つまり、
人生の現実は、
【内性（心）と外形（体：言葉や行動、姿勢、態度）が引き寄せている】
といえるのです。
人生で起こる現実は、
自分の心（思考・考え方・気持ちなど）と体（言葉・行動・姿勢・態度など）が創りだしている、と言えるのです。
自覚し意識しなければ、人は自分の本音と一致させた言葉・行動をします。
だから、言葉や行動を観察すれば、その人の内面が見えてくるのです。
特に、お金の使い方は本音が出てきますね。
基本的に人の言動は、その人の心と一致しています。
詐欺師は、その言葉や行動は、とても信頼できる言葉や態度、行動をします。
一致していない感じですよね。でも、一致しています。
「だましてやろう」という心と一致しています。
心と体(言葉や行動など)が一致していない人は、
通常、ちょっと怪しいというか、危険な感じがします。
精神的におかしくなっている感じです。
意識しなければ、心のままに、言葉を使い行動してしまいます。
その「心」が幸せにつながる「心の状態」であればいいのですが、
そうでない場合も多いのです。
考え方、思考、感じ方・・・それらが間違っている場合も多いのです。
後の講座で説明しますが「心の悪い癖」というのがあります。
この「心の悪い癖」は、人種、国家、性別、年齢を越えて、すべての人に共通している癖です。
ただ、
癖が激しく出ている人と、癖を克服し、ほとんど癖を出さない人がいます。
癖の出方は人それぞれですが、誰もが「心の悪い癖」を持っています。
この「心の悪い癖」と「言葉や行動など」を一致させてしまうと、
人生は望まない結果を招きます。
人生を豊かに幸せに笑顔にしていくためには、
心：思考、考え方、感じ方、気持ち・・・
体：言葉、行動、態度、姿勢・・・
自分の心と体を望む理想の未来にあったものにすることです。
内性（心：思考・感じ方・気持ちなど） と
外形（体：言葉・行動・姿勢・態度など） が人生を創っていきます。
何も考えずに、流れにまかせて生きていくのは、ある意味、ギャンブルです。
人生は自分で創ることができるのです。
ギャンブルする必要はありません。
次回は、人生を望む未来にするために大切なことを学びたいと思います。