ここでは、心の3つの機能について説明します。
心には3つの機能があります。
知性 ・・・物事を考える能力
心性 ・・・気持ち、感情、想い
意性 ・・・行動を起こす力
夢を叶えていくためには、心の3つの機能をフル活用することが大切です。
知性・・・なぜするのか?どのようにするのか?
心性・・・情熱・やる気
意性・・・行動
(心性)
何よりもやる気が必要です。
やる気を継続するためには、喜びとか感動が必要です。
(知性)
なぜするのか?どのようにするのか?
このことを明確にできれば、夢を叶えるまでのロードマップ(地図)ができあがります。どのようにすればいいかが分からなければ、動きようがありません。
(意性)
地図が手に入り、目的地までの道筋が見えても、動かなければ、目的地には行けません。
人をタイプ分けする時も、この3つのタイプに分けて性格判断することもあります。
●知的なタイプ
●情的なタイプ
●行動的なタイプ
知的なタイプは、理論的に理解できないと動けないタイプ。
自分の「考え方」を軸となって、感じ方や動き方(行動の仕方)が決まってきます。
知的に、理論的に「納得」できるかどうかが行動の基準となるタイプです。
情的なタイプは、理屈よりも気持ちが優先されるタイプです。
雰囲気や気分に左右されやすいです。
好き嫌い、気が進むか進まないか、という気持ちが行動の基準となるタイプです。
行動的なタイプは、まず動くタイプです。
あれこれ考えているよりも、いろいろ悩んでいるよりも、とにかく、まず行動します。
動いてから考えたり、感じたりするタイプです。
努力や行動に価値を置きます。
だれでも3つの特性をあわせ持っています。
心の3つの機能が平均的な人もいれば、どれか一つに特化して際立っている人もいます。
「心の3つの機能が平均的な人」「どれかに特化されている人」
どちらが良いとか悪いとか、そういうことはありません。
それは個性ですから。
平均的な人はとてもバランスが取れた人で安定したタイプといえます。
人ともあまりぶつからず、みんなと上手くやっていけるタイプでしょう。
どれかに特化した人というのは、その分野で特出した才能を発揮するかもしれません。
しかし、バランスが悪いので、人とぶつかることも多いかもしれません。
「知性に特化した人」「心性に特化した人」「意性に特化した人」
この3人は、互いに理解しにくいのが現実ですが、
もし、この3人が夢を共有し互いに助け合い一つとなって動きだしたら・・・
それは1 + 1 + 1 = 3ではなく、6にでも9にでも81にでもなってしまうパワーが生まれます。
目標を達成する時も、この3つの機能から考えていけばいいんです。
心性:やる気
知性:やり方
意性:行動
「やる気」があって、「行動」していても、「やり方」がわからなければ結果は出ません。
やり方がわかっていないなら、頑張って動いていても、結果につながりません。
無駄な行動が多くなります。
この場合、一度立ち止まって
「なぜするのか?」「どのようにしたらいいのか?」
ジックリと考えることが大切です。
「やる気」があって、「やり方」もわかっていても、「行動」しなければ結果は出ません。
不安感とか、本当にこれでいいのか?と迷ったりして、行動に移せない・・・。
やる気があっても、行動しなければ結果が出るはずがありません。
この場合、考えるのはやめて、
「とにかく動く」
これしかありません。一歩を踏み出してみる。これしかありません。
「やり方」がわかっていて、「行動」していても、「やる気」がなければ結果はでません。
やる気のない行動の生産性はとても低いです。
遅く、鈍く、集中力もない動きからは、結果は出てきません。
この場合が難しいんです。
「やる気」というものは、自分の意思でどうにかできるものでもありません。
「なぜするのか?」「どのようにするのか?」
それが明確になっているのに、やる気が出ないという場合、何かに問題があります。
「やりたい」と思っていることなのに「やる気がでない」。
何故でしょう。
何かがずれているんです。
これを解決できるツールに「サイクルマップ」があります。
心の3つの機能に直接働きかける「シンプルだけどパワフルな3つの質問」
たった3つの質問が人生を変えてしまいます。
このサイクルマップについては、後の講座でご説明します。
もうしばらくお待ちください。
人生には、すべての人に共通する循環パターンがあります。